南向きの部屋に住んでいる人は気づきにくいが、朝日が入らない部屋は起きにくい。
北向きの部屋だったり、隣の建物が近かったりすると、起床時間になっても部屋は暗いままだ。
目覚まし時計だけで起きるのは地味につらい。
そこで考えたのが、
朝日を人工的に作る方法
カーテンレールの上にライトバーを置いて、朝日がカーテンの隙間から漏れているような環境を再現する。
今回はその環境を、SwitchBotプラグ・ライトバーを使って「完全自動で起動する仕組み」まで作ったので、まとめてみる。
朝日を再現するシンプルな方法
使用する部材とやり方は至ってシンプル。
カーテンレールの上にライトバーを置き、SwitchBotプラグで指定時間に電流のON・OFFを行う。
ポイントは「部屋を照らす」のではなく、カーテンの隙間から光が出ている風を演出すること。
構造は下記イメージ。
窓
│
│ ライトバー
│ ─────────
│ カーテン
│
│ ↓光が漏れる
│
室内
カーテンの後ろから光が出ている感じになるので、朝になると
- カーテンの隙間が光る
- 部屋が窓から明るくなる
というかなり自然な朝の光環境になる。天井照明とまた違った印象を作り出すことが可能。
これは実際やってみると分かるが、「あ、朝だな」という感覚がかなり出る。
今回選んだライトバーは下記。
起床時間に自動点灯させる
ライトバーを設置して朝日風を表現できることが分かった後にやることは、
起床時間に自動で点灯すること
そこで使うのがSwitchBotプラグである。
スマートプラグやボットを使えば、
- 朝6:30 → ON
- 朝7:30 → OFF
のようなスケジュールが簡単に作れる。
つまり
6:30
ライトON
↓
部屋が明るくなる
↓
自然に目が覚める
という環境が作れる。
…はずだった。
実際にやると発生する問題
ここで問題が発生。ライトバーに電源スイッチが付いているということ。
今回購入したライトバーは、スイッチで電源ONーOFF・調光が可能なモデル。
多くのLEDライトバーはこういう構造になっているため、この商品が特別この仕様なわけではない。
今回の機器接続構成は、
コンセント
↓
SwitchBotプラグ
↓
ライトバーのスイッチ
↓
LED点灯
SwitchBotで電源をONにしても
SwitchBotプラグの電源ON
↓
ライトバーのスイッチはOFFのまま
↓
LEDは点灯せず(スイッチONの手作業が必要)
つまり完全自動化できない。
LED点灯状態から一度通電をOFFにすると、スイッチも必ずOFF状態になるのだ。
スイッチのカバーを外し、中身を確認すると、マイコン(マイクロコンピュータ)を搭載した制御基板が組み込まれていることを確認。
このままでは必ずスイッチボタンを押さなければ、ライト点灯の信号は発せられない。
これは想定外だった。
対策:ライトバーのスイッチをバイパスする
最初はライトバーの買い直しを検討したが、形は違えど他の商品にもスイッチが必ずついていた。
そのため、SwitchBot指ロボットを購入し、ライトバーのスイッチボタンを自動で押すことも考えたが、SwitchBot指ロボットがそこそこの値段なので止めた。
悩んだ末に選んだのは、
「ライトバーの電源スイッチ部分を外し、電流が直接流れる仕様にしてしまう」
という方法だ。
つまり以下のような構造に変更。
変更前
電源
↓
スイッチ
↓
LED
変更後
電源
↓
LED
スイッチ部分をバイパスし、電流が流れれば必ず点灯する状態にする。
これにより、
SwitchBot ON → 点灯
SwitchBot OFF → 消灯
が成立するようになる。
ただし、このライトバーの特徴だった「調光」が使えなくデメリットがあるのだが、目的の完全自動化ができるので目をつぶる。
実際にバイパスしたイメージは下記。
マイコン制御基板を物理的に取り外した(配線を切る)。
電源側 赤線 ───── LED側 赤線
電源側 黒線 ──┬── LED側 黒線
│
└── LED側 白線
これで電力も最大で流れるので、最高度の光になる。
完成した朝日もどきシステム
最終的な構成はこうなった。
コンセント
↓
SwitchBot
↓
ライトバー
(スイッチ無効化)
↓
カーテンレール上に設置
そしてスケジュール。
平日は6:30にON、7:00にOFF
土日は7:10にON、7:40にOFF というスケジュール。
朝になると、
カーテンの隙間から光が漏れる
↓
部屋が明るくなる
↓
自然に目が覚める
という環境が出来上がった。
手動でON-OFFをした参考動画が下記。
実際に使ってみた感想
実際にこれだけの工夫で、寝起きや朝の気分が変わった。
いきなり部屋全体を明るくするのではなく、朝日もどきで間接照明のような優しい光量は、朝の目覚めに最適である。
- 冬の暗い朝
- 北向きの部屋
- 窓が小さい部屋
などで、寝起きの悪さ・気分が沈みやすいということがあれば、ぜひ実践してみて欲しい。
天井照明よりもカーテンから光が来る方が圧倒的に自然。
枕元に置く目覚まし時計とライトが一体型になった商品もあるので、DIY的なことが苦手・面倒な方は下記を入手するのが手っ取り早いかも。
まとめ
最後に今回やったことをまとめる。
疑似朝日環境
・ライトバーをカーテンレール上に設置
・カーテンの後ろから光を出す
・朝日が漏れる環境を再現
自動化
・SwitchBotで電源制御
・スケジュール点灯
対策
・ライトバーのスイッチをバイパス
・電源ONで必ず点灯する状態に変更
結果として
朝日が入らない部屋でも自然に起きられる環境
が完成した。
使用した商品は下記。
それでは、良き朝日もどき生活を!!











