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【レビュー】Leawo Blu-ray作成を使ってみた!特徴・使用感・メリット・デメリットを徹底解説

2025年5月11日

家族のイベント映像や日常の動画を、Blu-rayやDVDに残しておきたい――。

そんな思いから、オーサリングソフトの「Leawo Blu-ray作成(Leawo Blu-ray Creator)」を試してみた。
例えば、小学校の運動会や発表会など、撮影した映像を祖父母と共有するには、ディスクにして渡すのが一番手軽で喜ばれる。データで送るより形に残るという魅力があるからだ。

実際に「Leawo Blu-ray作成」を使ってみた上での特徴・操作感・良かった点・気になった点などをまとめるので、オーサリングソフトを使ってみたい人は是非参考にして欲しい。

結論は、「難しい事前知識の必要が無く、直感的に簡単に操作可能な優秀なソフト」である。

Leawo Blu-ray作成とは?

Leawo Blu-ray作成は、MP4・AVI・MKVなど、多くの動画形式からBlu-rayまたはDVDディスクを作成できる、オーサリングソフト

単純なBlu-rayまたはDVDディスクに書き込む機能だけではなく、あったら便利な他の機能も試せる・追加購入出来るオールインワンパッケージのような製品である。その特徴は、

  • 多彩な動画形式(MP4、AVI、MKVなど)に対応
  • Blu-ray/DVDへの書き込みに対応し、ISOファイルの出力も可能
  • メニュー画面のカスタマイズ機能あり
  • 簡単な動画編集(トリミング、透かし追加など)に対応
  • WindowsとMacの両OSに対応

といった感じ。
価格帯は買い切り型とサブスクリプション型があり、目的に応じて選べるのも良い。
2025年5月現在での価格は、
・サブスクのような年間ライセンスは4,935円
・買い切りの永続ライセンスは7,410円
となっており、この手のソフトの中では割安な部類である。

実際に使ってみた【レビュー】

1. インストールと起動

公式サイトからインストールファイルをダウンロードして実施。数分で完了し、怪しいバンドルソフトなどもなく安心してインストール出来た。私のPCはWindowsなので、Windows版をインストール。

ダウンロードしたセットアップexeを実行し、画面の指示に従って進めればインストールは完了。

画面トップに機能イメージとボタンが配置されているので、初めてでもわかりやすい印象。
試用版として、「定められた期間利用可能な機能」もあれば、「制限付きで利用可能な機能」もある。

今回お試しとしてLeawo Software社さんよりライセンスをご提供頂いたので、登録をすることで一部の機能が利用可能になった。
画面上部のカギマークを押下し、表示される子画面の登録製品コード欄にライセンスキーを入力し、右側の矢印をクリックで登録完了。

登録が完了すると登録ライセンスで利用可能な「オーサリングソフト」としてのDVD作成・Blu-ray作成の機能が「製品版」に変更された。

様々な機能を試しながら、必要な対象だけを購入するスタイルは面白い。

2. インターフェースと操作感

UIは非常にシンプルで、初めての人でも感覚的に操作可能。
メニュー編集画面では、テンプレートを選んでタイトルやBGMを設定でき、ある程度のカスタマイズも可能。

「Blu-ray作成 or DVD作成」の機能を選択し、下記画面の赤枠欄の 「ビデオ追加」を押下し、「書き込みしたい動画ファイル」を選択する。

「追加した動画」を選択し、テンプレート化されている「タイトルメニュー」を選んだら、「書き込み」を押下。

「書き込み先のドライブ」を選択・チェックし、「書き込み」を押下。(下記イメージではBUFFALOの外付けディスクドライブを選択している)

変換処理・書き込み処理の進捗がわかる画面が表示される。残り時間が完了までの目安。

処理が完了後、「完了」ボタン押下で終了である。

たったこれだけでの手順でBlu-rayまたはDVDへの書き込みができ、家庭用プレイヤーでの再生が可能となる。

3. 対応形式と変換速度

MP4やAVI、MOV、MKVなど幅広い形式に対応。4K動画にも対応しており、変換スピードも良好。
もちろん、PCのスペックにもよるが、私の環境では23分ほど動画が、実質12分で書き込みされた。

ちなみに私のPCは高性能ミニPCの MINISFORUM(KODLIX) UM870 Slim である。

Leawo Blu-ray作成のメリット

Leawo Blu-ray作成は、

  • 初心者に優しいUI:複雑な操作が不要で、スムーズにディスク作成可能
  • 幅広いフォーマット対応:手持ちのあらゆる動画が変換対象に
  • メニュー編集も可能:オリジナル性を持たせたディスク作成ができる
  • ISO/フォルダ出力対応:物理ディスクが無くてもバックアップ可

という、ディスク作成の際に必要となることが簡単に実現出来てしまう。これは初心者や不慣れな人にはありがたいことである。
自宅での映像保存や、記録メディアでのプレゼント用途にも最適。

Leawo Blu-ray作成のデメリット

もちろん、いいところばかりではなくデメリットもある。

  • 無料版では機能制限:ウォーターマークが入るため実用には不向き
  • テンプレート自由度が限定的:完全なオリジナルメニューは難しい
  • 一部UIの日本語が不自然:日本語翻訳の質に改善余地あり

というように、無料利用の範囲には限度があることと、拘るガチ勢には物足りないという感じだ。また、中国発のソフトになるため、若干日本語翻訳が不自然な箇所があったりもする。(意味がわからないことはないので、利用する際に支障はない)

総評:コスパ良好なBlu-rayオーサリングソフト

Leawo Blu-ray作成は、初心者にも扱いやすく、必要な機能をしっかり備えたバランスの良いソフト。
細かいデメリットはあるものの、価格に対して十分な満足感があり、個人用途には特におすすめ出来る。

  • 家庭用ビデオを記録メディアに残したい
  • 初心者でも簡単にBlu-rayを作成したい
  • ISOファイルも含めて管理したい
  • できれば短時間で変換したい

という人にマッチすると思われる。

インストールは下記リンクから

無料体験版でも一通りの操作感を確認出来る。「これは良い」・「使いやすい」と判断できるようであれば、ライセンス購入するだけなので、まずは触ってみてもらいたい。無料で試せる利点を最大限に活かして欲しい。

それでは、良きオーサリング生活を!!

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