記事内に広告が含まれています ビジネス

【サラリーマン社内奮闘記 2 】脳筋・無能プロパー経営層による数々の愚行を整理

2023年12月8日

現在「いずれ潰れゆく会社」に身を置いている私が、社内で起こっていることを整理し続けることで、後世の参考になる情報を残せればと思い記事を発信するシリーズ。

今回は第二弾である。

第一弾では、会社の概要と経営層に大きな課題があることを整理した。

今回はその中でも脳筋・無能なプロパー経営層に焦点を当てて、何がヤバいかをまとめる。

当社は親会社の施策で勝手に規模が大きくなった会社

なぜ脳筋・無能なプロパー経営層が存在するのか。

それは当社が現状に至るまでの成り立ちに原因がある。

  • 当社は東日本地区・西日本地区にそれぞれ存在した完全子会社の中小企業2社が合併することで今の会社となった。
  • 機能会社として一部の業務を担う立ち位置だったが、親会社の戦略でグループ内製化が進み、従来他社に依頼していた仕事が勝手に子会社に集まってくるようになった。
  • 親会社も統廃合を繰り返すことで余剰人員が発生し、子会社に経営層以外の人員も送り込んでくるようになった。

文化・考えの違う2社が一緒になり、何の努力もせずに仕事が増え、親会社からの厄介払い出向で従業員がどんどん増える。

こうやって書いてみると、良い面を探す方が難しい会社だ(笑)

なぜ今も存続しているかというと、1点だけ極端に優れている部分がある為だ。

現状維持をする為の防御力がすこぶる高い!!

これが当社の最大の特徴だ。

機能会社として行う業務の品質が他社に比べて圧倒的に高い。むしろ過剰と言えるくらいである。

この品質を存在価値として今も親会社に切られずに生き続けている感じである。

経営を学んだり経験を積んだプローパ経営層が皆無の会社

機能会社としての立場は事務仕事が大半だが、元々東西の中小企業時代は肉体労働に近い仕事を主としていた状態だった。

その為、その時代から働いている人間はガテン系なのである。

ガテン系を大きな括りで悪く言うつもりはないが、当社のガテン系は脳筋・無能だ。

これは、個人が悪いのでなく会社の成り立ちからしてしょうがない部分もある。

  • 学は必要ないので学歴不問で入社可能
  • 学は必要ないので入社後に座学の社員教育無し
  • 頭を使うことよりも物理的に動けるか否かのフィジカル面が評価指標となる

この環境下で働いてきた人間に「そこそこな規模」となった会社の経営をしろというのは、正直無理があることだとは思う。

その為、実力ではなく年功序列・同世代不在で選ばれたプロパー経営層は、出来ないことを認めて謙虚に過ごしてくれれば良いだけなのだが、欲というものは人を盲目にする。

言葉を選ばずに率直に書くと、

アホは自分が有能と勘違いし、権力を使って愚行を繰り返す。

会社経営とは何かを学ばない・学んでももわからない人間が経営層になると、「自分の欲をどうやって達成するか」を最優先に動き出す愚行が頻発するのである。

当社の脳筋・無能なプロパー経営層の愚行

「己に従順な人間」を取り巻きに配置する

これが最もやってはいけないことだ。

更にそこが会社の方針を決めるような部署であれば尚更だ。

考えることが出来ない経営層なので、具体的な経営施策ばかりか、大枠の方針も作ることも出来ない。

それ故、取り巻きとなる従順者が業務を代行することになるが、この取り巻きも「忖度」能力によりそのポジションにいるだけなので、まともな施策が作れるわけがない。

結果、「耳触りの良い言葉の羅列」だけが表面に出て、中身のない施策が毎年繰り返されるだけとなる。

現状維持しか出来ない会社の出来上がりだ。

社員よりも己の待遇を絶対的に最優先

昨今の円安・物価上昇により企業の賃上げを政府が要請するほどの事態となっている状態において、当社は予想も出来なかった愚行が施行された。

  • 役員だけ 10 % の報酬アップ
  • その他社員は 2 %

当社は売上・利益減の状態なので、社員の2%だけでも給与が上がるのはマシだと思う。

しかし、経営がうまくいっていない状況下において役員報酬の 10 % アップというのは、さすがにどうかと思う。

更に、今年度は経営成績不振と人事改革という名目で社員の昇給・昇格を据え置いた事実がありながら。

普通なら役員の減額も辞さない経営環境にも関わらず、何よりも己が一番かわいいと言わんばかりの愚行。

上場会社ではないので、役員報酬を開示する必要が無いからバレないとでも思ったのだろう。敵は身内にもいるぞ(笑)

その辺の考えも浅はかで悲しくなるレベル。

経営層として責任・自覚の欠如が露わになったことで、「まともな人間」は会社が危機的状態だと意識し始めている。

有能なプロパーを守らない

第一弾の記事で記載した通り、当社の社長・役員は半分は親会社からの天下りだ。

しかも親会社にいることが出来なくなった片道切符の人事。

故にまともな人間ではない。

そんな経営層が会社ごっこをし始めると、実現不可能なことに対するむちゃぶりを平然と行ってきて、従わないと飛ばされる。

一つ具体例を書く。

営業利益の目標値を見込みの3倍要求された際に、「まともな人間」が、どうあがいても無理な内容として「目標の見直しか・別の施策での利益確保を検討する必要がある」と回答をしたところ、生意気として批判された。

当社のような親会社依存の黙っていても仕事がやってくる会社が、見込みの3倍を達成するなんて普通に不可能。

現状維持しか出来ないのだ。

そんな会社が目標を掲げるだけで達成するわけがない。

目標というのは、実行計画に向けて仮説検証を繰り返しながら積み上げていくものであり、即時効果が出るような魔法はない。

そもそもその目標は思いつき・自己保身を元に作成されているので、達成出来る根拠もない。

こうなると、明日は我が身として「まともな人間」をプロパーが守らなければならないのだが、そこはさすがの脳筋・無能なプロパー経営層。

「まともな人間」だけを悪者にして自分達に飛び火が来ないようにする

「まともな人間」を排除して従順者だけをそろえる為に、守ることはぜすに逆に批判する

有能なプロパーが阻害される環境の出来上がり。

従順者の人事評価を無根拠で良く書き換える

いくら「忖度」だけが上手くても実力が伴わなければ、業務面の評価は振るわなくなる。

それが当たり前の組織運営なのだが、脳筋・無能なプロパー経営層が最終的な評価決定権を持つと、やりたい放題になる。

忖度・仲良し社員に対して、上司が正当な良くない評価をつけても、最後に書き換えてしまう。

何なら、なぜ(自分の従順者に)良くない評価を付けたのだと、その対象者の情事に文句を言ってくるほどだ。

結果として、「良い顔だけしていれば仕事はしなくても大丈夫」という腐った考えが社内に蔓延していくのである。

そして、「まともな人間」は馬鹿らしくなり「やる気」がなくなる。

組織にとって、何も良いことがない構図が出来上がる。


このような愚行により、正直者が馬鹿を見る組織。

活気が全く無い会社となってしまった。

忖度・脳筋・無能なプロパー経営層の改善には

第一弾にも記載したが、私が考えていることは下記。

黙っていても何も変わらないので、「忖度が横行する組織を作っている脳筋・無能プロパー経営層」を改善させるか・失脚させるかを実現し、最終ゴールとして前向きに純粋に事業の発展を楽しめる会社にしていきたい。

出来るならば改善を求めたいが、こればっかりは人間性を変える必要があるので難しいし、何より時間が掛かる。その間に会社は潰れる。

その為、私自身は「まともな人間」・「同調出来る人間」と組み、情報収集と会社をつぶさない為の活動を行っている。

脳筋・無能なプロパー経営層は、黙っていても勝手に何かをやらかして失脚する可能性はあるが、それを待ち続けるのもリスクなので、こちらから攻める。

組織内を一掃した後に、同じことを起こさせないように、あるべき姿を「まとも・同調できる人間」と共有する。

この活動の進捗を今後記事に出来ればと思う。

  • お気に入りのキャバ嬢の誕生日に下請け会社を連れてキャバクラに行き、30万円のシャンパンを下請けの支払で入れさせて豪遊する「脳筋・無能なプロパー経営層」というネタではまだまだ弱い。
  • 東西で子会社が分かれていた時代に、自分の給与テーブルを無断で弄って変更していたという話も、時間が経過しすぎて使えない。
  • ゴルフコンペの景品として用意した金券を使わず、不要な私物を代わりの景品に使い、金券を横領した犯罪行為も不問にする会社。

あれっ?これじゃインパクト不十分だと思っていた愚行だけど、文字にして整理したら結構ヤバいことなのでは?と改めて感じてきた。

当社に限らず、どこでも当たり前にあることなのか。もうよくわからなくなってきた。

とりあえずは愚行の情報収集と改善活動を早急に進めてみる。

-ビジネス